カミヨミ幼稚園 2   
26/06/2006


 とある管理人様のブログで『カミヨミ 幼稚園』パラレルの話を書かれていたのですがそれはとことんツボにはまり(以下略)。てなわけで妄想がとまりません。


 幼稚園……というか保育園しか知らないのでこのイベントが幼稚園にあるかどうか心配なのですが、
  1.お誕生日会
  2.お弁当の日(普段は給食)
 とか楽しそうだよなーなどと。

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 月初めのお誕生日会は、
 「いいかっ。年を一つ重ねる日ということは、親や全ての人々に感謝する日でもある。己が生きていること、生かされていることに感謝せよっ」
 という怒号のようなお祝いの言葉をもらうんです。でも内容は普通のお誕生日会で。歌あり出し物ありケーキあり。
 四月は炎と真の二人だけなので、約一名は完全に王様のような態度です(笑)。そこの者たち、芸でも見せよ、とかそんなかんじ。嫌な……いえいえ、将来有望な園児です。
 最後には特別にお誕生日月の子供たちにはケーキが配られるんですが、炎と真は二つのケーキをなんとか頑張って全員に等分してあげるんですよ。良い子だね!
 ただうっかり数を数え間違えて、二人の分が一欠けらしか残らなかったので、(誰も見ていないところで)炎の瞳がうるってきた瞬間。

 「炎、これを二人で分けるのは無理だ。だから、こうしよう」
 「なんだ?」
 「俺は、お前に食べさせてあげる。そして、お前は食べる。これで公平だな」

真がそんな提案をして一件落着。ラブラブべたべたでいちゃつく二人。

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 お弁当の日はカミヨミ幼稚園の一大イベントです。だって自分の好きなものが食べれますから。
 ハンバーグを作ってもらえるとか、にんじんが星型だとか、各自自分の母の料理の腕を自慢しあいます。
 ところが一週間前、
「あー。ご両親が忙しくて、お弁当が作って貰えない者は先に申告しろ。
 先生が弁当を用意しておく」
と日明先生が言ったので全員に動揺が走ります。
 日明先生の手作り弁当! そりゃもう、食べるっきゃない。
 みんな自分の母親を騙したり(真・現朗)バトったり(炎・爆)宥めたり(激)して、なんとか弁当を作れない状況にし、日明先生に申告します。
 結局、みんな日明先生の手作り弁当。
 純和食の田舎っぽい(でもすごく美味しい)お弁当に園児達は感激です。
 おいしー、おいしーと褒められて顔を真っ赤にする日明先生は、ごちそうさまの後に一言。
 「…………今日はまあ、全員私の手作りとなったわけだが。
  ご両親の手作り弁当というものは格別に旨いのだ。
  というわけで、またお弁当の日は別に開く。
  今回のようにはさせんから覚悟しておけ」
 園児にしてやられた日明先生でした。


 幼稚園の先生ってエプロン姿というめっちゃ偏見があります。
 八雲様がエプロン姿!?
 でもって飛天もっ。
 似合いすぎだっ。素敵で無敵だわっ☆

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 「あーあ。他人の子でも吸わせたら出そうよね」
とか、零才児担当の八雲先生が呟いたら思いっきり冷たい視線で睨まれます。
 冗談ヨ、とフォローしても誰も聞く耳持ちません。その後一週間、零才児担当は飛天先生に代わります。(ひでえ)

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 三万ヒット記念にはなんか変った小説を書きたく思っていますが、その前に二万記念の小説が終わってないことを責められそうで……。




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