遠足零武隊   
14/10/2006


 ゾロリのEDをいつも見てて思うんですが、
 零武隊は外演とかで山に入ったら半分遠足になるんだろうなーと。
 (ゾロリがリュックサックもって行くシーンが可愛い)


「大佐ぁー蝮の巣見つけっちゃた。
 とってきたよー」
と、蛇玉をもって走る毒丸とか。
 勿論蛇玉ごと毒丸を一撃で撃ち殺す大佐とか。


「おい炎。そのおやつの量はどうみても三銭ではないな」
「なっ、昨日バナナはおやつに入らないと言っていたではないかっ」
「……バナナは入らないとはいった」
そうだろう、と炎は朗らかな笑みを浮かべながら相槌を打った。
「だったら、かりんとうも福豆も甘納豆も問題なかろう」
さらりと大手を振って、彼は言い切った。いちいち行動が大袈裟で劇じみているの彼の生まれた時からの習性だ。先天性に備わったスターの資質というべきか。
 すばらしい……と信者たちからのざわめきと拍手が沸き起こる。
 ふと。
 炎が前を向くと、なぜか親友は地面を向いていた。
 同じく大地に目をやるが、特に変わったものはない。
 真のきつく握られている拳が微かに震えているのに気づいて、どこか悪くなったのか不安になる。
「どうかしたのか?」
炎はぽんと肩を手をおいた。
 その瞬間。
「問題あるわぁぁあぁぁあっっっ!」
「ぐふっ」
左アッパーが見事に決まった。
 戦・闘・開・始。(苦笑)


「………………ククク。勝った」
「きのこ採って見つめながら含み笑いすると本当に犯罪者にみえるぞ。
 というかお前はよからぬ妄想しているだろう現朗。
 いいから捨てろ。お前が持った時点でものすごい穢れた気がして来た。腹壊しかねん」
「激。きのこ食わんか?」
「だから食わねぇっつってんだろっ! 捨てろやっっ」
「ほう。お前は俺のきのこを所望か。珍しく積極的な―――」
「死ねぇぇぇぇぇええええええ!」




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